2026年1月31日
黒鉛で全体を黒く一様に塗ったように暗くざらっとした視界だった。色がない。
私は私の意識が気付くその前に学校にいたようで、帰路、自転車を漕いでいた。
かなり高い藪がずっと広がっていて、その中に作られた未舗装の道を走っている。多分、藪を一部開いた後タイヤか何かで何度か均した、といった感じの道でがたがたしていて、また所々カーブしている。
走っていると手前に水溜りがありそこに突っ込んでいった。水溜りは深くて自転車に乗った私の鼻と目の中間くらいまで深さがある。
そのまま自転車を漕いで水たまりを抜け、さらに道を進むと藪を抜けた。右手に駅が見える。バスが待っていて、私はバスに乗るのだけど、なぜか待合室にいる。
待合室でストーブを囲む友人に声をかけようとする。顔はわからない。
壁からそのまま椅子が伸びているタイプの木造の待合室で、窓の外は真っ暗だった。
ストーブの周りだけその薄暗い世界でほのかに色を持っていた。